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NO.0304 季節のお手入れ―赤ら顔のケア―
今日はポカポカの良い天気でコートも要らない感じでした。
こんな冬はこれから大雪なんてことが多いんだとか、
本当かしらという感じですが、この先いかがなものでしょう?
さて今回のお手入れは、冬に目立つトラブルの代表であり、
冬だけでなくともお悩みの多い“赤ら顔”について勉強してみましょう。
“ほてる”“のぼせる”“赤くなる”“カッカする”色々な表現で
赤ら顔のトラブルを訴える方は多いようです。
また、メイクでカバーしてわからないように努力している方も多いと思います。
この赤ら顔、どうして起こるのか考えたことがありますか?
西洋医学的には、毛細血管の拡張と捕らえ、特にトラブルとは
考えられておらず、体質遺伝的に考えられているようです。
主だった治療も無く、ビタミンEやビタミンCの内服やレーザー治療などでの
対処もあるようですが、あまりお勧めはできません。
美容的な対処を見てみますと、赤ら顔はマッサージなどが
効果的といわれています。
色々試された方も多いと思いますが、効果はいかがなものでしょう?
実際、それらの方法で赤ら顔が良くなったという方は意外と少ないようです。
では、赤ら顔は回復しないのでしょうか?
はっきりいって、時間はかかりますが、回復させることは可能です!
それでは先ず、体内バランスを東洋医学的に考えて見ましょう。
赤ら顔には大きく分けて小さい頃からの遺伝的な方と、更年期に起こる
後天的な方がいらっしゃいます。
その中で遺伝的な赤ら顔タイプのほとんどの人を私は“元気の良い冷え性”
と呼んでいます。肩こりと手足の冷えまたはホテリがあっても、
なぜか体格がよく皮膚表面に皮脂が浮いている人もいます。
このガッチリ型の赤ら顔の方は体内の血流を上手に回してあげることが大切です。
そして元気がなくほっぺだけ赤味がある方は、“疲労型”の赤ら顔!
気力の衰えが目立つタイプです。このタイプは体に少しずつエネルギーを与えて
あげなければなりません。
後天的な赤ら顔は、代表的なトラブルではホットフラッシュと呼ばれる
更年期に多いトラブルで、ホルモンのバランスや、ストレスなどから
首から顔にかけて急にカーッと血が上り、めまいや耳鳴りを感じる方が
多いのです。遺伝的要因の方も同じようにめまいや耳鳴りを感じることが
ありますが、更年期の発作的なものとは違うと考えてください。
そして次に、赤ら顔は内面からもフォローしなければなりません。
なぜなら、家中全員赤ら顔、高血圧症のご家族という場合もありますので、
内面フォローは病気を防ぐためにも大切なことなのです。
よくいう、食毒遺伝を避けるということです。
先ず台所の砂糖、醤油、塩をできるだけミネラルの多いものや添加物の少ない
ものにして、料理での使用量を控え、味付けをうすくしていきます。
お漬物も箸休め程度にして、塩辛いものは避けましょう。
刺激物、タバコ、コーヒー、辛い物も控えめにしてください。
夜の水分は控え、のどが渇いたら常温のミネラルウォーターにして
こまめに摂るようにしましょう。
入浴はゆっくりと、少しぬるめがよいと思います。
さていよいよスキンケアに入ります。
赤ら顔の方に必ず効果のあるケアは、血行促進作用の期待できる
ピュアオイルを使用した、入浴時のホットオイルパックというお手入れです。
ダブル洗顔後、ピュアオイルをたっぷり顔全体に延ばし、
10~20分お風呂で過ごします。
ムシタオルを作って最後に押さえるように包んで拭き取り、
ぬるめのシャワーで30秒間湯圧マッサージ
(シャワーヘッドをくるくると回して顔にかけるだけ)。
その後、お風呂上りにふくらはぎから下にさっと冷水をかけ、顔にも冷水を
5~10回サッとかけてください。
入浴後は化粧水、エッセンス、クリームをたっぷりつけて終了!
週に1~2回、できれば毎日実施してみてください。
このホットオイルパック、赤ら顔のトラブルには大変お勧めなのですが、
毎日は続かないという場合、クレンジングの後にオイルをつけて入浴し、
最後に洗顔というケアを毎日実施していただくのも、効果には差がありますが
長い目で見ればお勧めです。
ホットオイルパックの合間に実施してみてはいかがでしょう。
これらの方法は温冷式の素肌回復法に類するスキンケアです。
体の内側と外側からのフォローで1年も経つとホテリが落ち着き、
気がつくと赤ら顔が回復したという方がとても多い方法です。
ただ、ピュアオイルを選択するのが難しいので自信の無い方は
シェルクルールのオーパーリバースがお勧めですよ!
これなら毛穴の開きやニキビの方でも安心ですので探してみてくださいね!
以前にも赤ら顔は勉強したことがあったのですが、
このところ回復された方によくお会いしますので今日は復習してみました。
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毎日のお手入れや、生活習慣の改善は大変なことですが、後天的な
トラブルは必ず改善しますので、いいリズムを習慣化するよう
がんばってください。
また、ご質問の際、肌の状況、生活、食習慣、年齢など詳しい情報を
いただければ、それだけ適切なアドバイスができるかと思います。
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