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NO.0583 豆知識―自律神経失調症―

レ・ミゼラブルを見て感動した!と、身近な後輩が騒いでいます。
館内ですすり泣きが聞こえる程だったとか!そんな話を聞くと、行ってみたくなりますよね!すでにご覧になられた方はいかがだったでしょうか?

それにしても今年も早くも立春を過ぎ、暦が変わりました。ピンと来ないかもしれませんが、今年2013年は古代中国の思想である五行説では五黄土星の年となります。そして五黄の年は災害が多いというイメージがあります。
もちろん統計学的なことですが、関東大震災、伊勢湾台風、十勝沖地震、三原山の大噴火、阪神淡路大震災、そうそう地下鉄サリン事件もありました。
実はまだ他にもあるくらいなのですが、巳年の五黄土星は脱皮の年、新しいものを受け入れる、チャレンジしていく年と考えて、災害に振り回されないしっかりした行動を心がけていきましょう。立春から新たな出発と考え、プラス思考で行くのが一番ですね!

ところが、そんなプラス思考という感覚がコントロールできなくなる現代人がとても増えています。
「イライラする」「眠れない」「耳鳴りがする」「めまいがする」「やる気が出ない」「不安」等、これらの症状、“少しわかる気がする”という方もいらっしゃると思います。
今回のテーマ、自分で自分がコントロールできなくなる“自律神経失調症”について勉強してみましょう。
このテーマもやはり何度かお話ししているのですが、春からが特に自律神経に乱れが出やすい季節となります。プチ失調症くらいなら自己コントロール機能が復活するかもしれませんので、しっかり復習していきましょう。

自律神経には、交感神経と副交感神経の二つがあります。交感神経は活動する神経で、仕事中はこちらがON、副交感神経は休息する神経で、自宅ではこちらがON。この二つが上手にコントロールし合って神経を安定させたり調整したりします。
ホルモン分泌とも関係して、排卵、月経、妊娠、更年期などのバランスを保ちます。そして、体内に入ったウィルスや細菌から体を守り、抵抗力をつけたり病気の回復を助ける役割もあります。そんな自律神経に乱れが生じると先にあげたような症状を感じるようになります。自律神経失調症が現代病といわれるのは、その原因が生活のリズムや過度のストレスと深くかか
わって来るからなのです。私自身も40代後半に軽いパニック症を起こしました。何の前ぶれもなく“突然の電車の中でのドキドキ”“じっとしていられない感覚”“突然の手の冷え”体験した方にはある意味お決まりの発作です。この症状が
起こったとき、睡眠不足が続き、かなり疲れていたのに自覚症状がなく、事故で遅れた満員電車の中で発作が起こりました。初めてのことでしたが、なんとか自分でコントロールできたようで電車も降りずに帰りましたが、その時と似た車内の混雑に会うとしばらくはドキドキでした。
漢方薬などを服用し、幸い数ヶ月で快方に向かい、今では何ともありませんが、これをコントロールできなくなったら、やはりお医者様に行くと思います。幸いその時は漢方薬とサプリメントで何とか克服しましたが、そう簡単でない方も結構いらっしゃると思います。
私の職場の後輩も大変苦手なお店様に伺うときに急に咳が止まらなくなったり、手が冷たくなり、全く反応しなくなったりするようです。このようなコントロールできない状態になったときは必要な治療を早めに受けるのが良いでしょう。
ただ、まだそこまでではない思われる方は、睡眠不足やストレスから体を助けてあげなければなりません。春は自律神経が乱れやすくなる季節ですから特に注意が必要です。

注意としては、花粉症のひどい症状も自律神経を刺激します。そこで予防策としてライフスタイルのチェック見直しを考えてみましょう。

・食生活の改善(和食を心がけ、ファストフードやスナック菓子を避ける)
・睡眠時間のチェック(12時までには寝る努力をする)
・運動を取り入れ、身体を動かしましょう
・決めたことができなくてもクヨクヨしないようにしましょう
・一日1回思いっきり笑えるように何でも楽しみましょう

いかがですか?自分で自分のコントロールなんて考えたこともない方が多いと思いますが、少し参考にしてみてくださいね!

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毎日のお手入れや、生活習慣の改善は大変なことですが、後天的な
トラブルは必ず改善しますので、いいリズムを習慣化するよう
がんばってください。
また、ご質問の際、肌の状況、生活、食習慣、年齢など詳しい情報を
いただければ、それだけ適切なアドバイスができるかと思います。

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