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NO.0572 豆知識―お茶の効果―
近くの大きな自然公園の紅葉もそろそろ終わりに近づき、毎朝もかなり
冷え込むようになりました。
まだまだ秋~冬への通り道ですが、寒くなるというのも結構楽しめる
もので、庭に霜が降りるまで秋の花が元気よく咲いて楽しませてくれ
ます!それにしてもパンジービオラという秋~冬~春の花は、霜が
降りても大丈夫なんですからすごい生命力です。ただ、気温が高くなる
と、他の花々と違ってとたんに元気がなくなるのもおもしろいものです。
さて今日のお話は、近頃話題のごぼう茶!飲まれている方も結構いらっ
しゃると思います。大変若々しいベジタリアンの先生がお勧めされている
ようですね!私も義母が作ってくれたごぼう茶を近頃飲んでいますが、
本当に体に良いのかしら?という素朴な疑問からお茶の効果を再勉強
してみます。
日本人には日本茶!やはり日本茶の奥の深さは勉強してみると生活に
入り込んでいる感じです。たぶん北海道以外は日本全国に産地があると
思います。基本的には茶葉からつくられているので、日本茶も紅茶も
中国茶もほとんど成分は同じです。ただし世界中に産地がありますので
味や内容に差があると思っていただいて良いと思います。タンニン、
カフェイン、テアニン、ビタミン類が主な成分で、タンニンのポリフェ
ノールの一種カテキンにおけるがん予防、その他の効果は近頃よく耳に
しますね!ちなみにカテキンは殺菌力が強く風邪の予防や口臭予防にも
効果的です。カフェインは苦み成分ですが、疲労回復作用や血圧降下作用、
リラックス効果、ダイエット効果などが挙げられます。テアニンは旨味
成分で、アミノ酸です。リラックス効果とストレス減少効果、特にカフェ
インと相乗作用が期待できるようです。
さて、世界で一番飲まれているお茶は何だかご存知ですか?
それは紅茶なんです。紅茶といえばイギリスというイメージがあると思い
ますが、近頃スターバックスでもチャイなんてアジア系のミルクティー?
も出しているので気がつかれるかとも思います。茶類のなんと70%の
シェアが紅茶なんですね!ちなみに世界三大銘茶(紅茶)はインドの
ダージリン、スリランカのカヴァ、中国のキームンだそうです。中国の
キームンは中国茶とは別と考えてください。特に他の茶との違いは飲み方
で、ストレートやミルクティー、レモンティー、お砂糖を入れたり、
それぞれ楽しみ方があるようです。
次に中国茶ですが発酵度合いで6つに分かれ、緑(リュウ)茶、白(バイ)
茶、黄(ファン)茶、青(チン)茶、紅(ホン)茶、黒(ヘイ)茶の
順で発酵度が高くなります。黒茶は特に微生物による発酵です。紅茶も
発酵茶なので入りますが、一般的には青茶までが中国茶らしい一般品で
ウーロン茶、鉄観音茶が入ります。
その他の茶葉以外のお茶で日本でおなじみなのは日本の夏に欠かせない
麦茶…大麦が原料、柿の葉茶…柿の葉が原料、ルイボスティー…マメ科
植物で南アフリカ原産です。それに近頃話題のごぼう茶などが入ります。
まだまだたくさんのお茶がありますよね!どのように選んだらいいのか
迷ってしまいます。私はコーヒーが好きなんですが、体調が今一つのと
きは日本茶や紅茶を飲みたくなります。基本的には何を選んでもよいと
思いますが、いろいろ勉強していくと副作用がほとんど聞かれないお茶
は、ルイボスティーと麦茶でした。共通点はノンカフェインというところ
でしょうか?ルイボスティーの高いSOD作用と麦茶の血液サラサラ作用
及び鉄分は玄米の何倍もあるんですよ!ごぼう茶についてですが、ごぼう
の歴史は古く確かに中国から利尿作用の高い薬草として平安時代あたりに
渡ってきたようです。ちなみに世界でごぼうを食する習慣があるのは日本、
韓国、台湾だけなんだそうで「中国は食べないのかしら?」とこれも素朴
に考えてしまいました。
そこでひとつ、ごぼう茶に使用するごぼうは、くれぐれも日本産のものを
使用してください。中国では農薬がとてもたくさん使われているため、皮
まで使用するごぼう茶は特に危険度がアップしますので注意が必要です。
ちなみにごぼう茶の効果は成分のイヌリン、リン、カリウムによっての
ダイエット作用~むくみ改善、利尿、高血圧改善、代謝促進、便秘解消、
などが挙げられます。ごぼう茶がただのブームでなく続くことを期待した
いところですね!
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毎日のお手入れや、生活習慣の改善は大変なことですが、後天的な
トラブルは必ず改善しますので、いいリズムを習慣化するよう
がんばってください。
また、ご質問の際、肌の状況、生活、食習慣、年齢など詳しい情報を
いただければ、それだけ適切なアドバイスができるかと思います。
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