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NO.0767 季節のお手入れー花粉時期のケアー

日差しは春ですがまだまだ油断できないのが3月の気候です。突然の天候の変
化もある月ですので、私も春の花はまだ地植えにせず、夜はせっせと家に入れ
て霜や風から守っています。大好きなマーガレットを大量買いしてしまい、自
業自得です…。

今年関東地区では、スギ花粉があまり多くないようでひどく辛そうな方には会
っていませんが、関西はかなりの飛散量のようですから花粉症の方も辛いでし
ょうし、今年からデビューされる方も多いと思います。花粉症は昭和30年代
後半に発見されたアレルギーで、スギ花粉は1~4月、ヒノキ花粉が5~6月、
夏の8~9月がヨモギ花粉で、その後秋からはイネ科などがあります。現在は
日本人の25%以上が花粉症といわれています。しかも先に挙げた代表的な花
粉の他に60種以上の花粉がアレルギーの原因になるそうです。コマーシャル
ではありませんが、クシャミ、鼻水、鼻づまりが3大特徴ですが、目の症状も
かなり重く、充血、痒み、涙など辛いですね!そしてもっと大変なのはダニや
ハウスダストの通年型アレルギーに花粉症が重なると本当に辛いようです。花
粉症はいくつになっても発症するとのことで、油断できないですね!ひと昔前
は50歳くらいを過ぎると花粉症にならないといわれていたのに近年は随分と
変わりました。特にストレスや睡眠不足、お酒の飲み過ぎなどが続いていると
この時期にデビューしてしまうことが多いようです。でも実際に今気を付けて
も遅いのも事実ですので、生活習慣は日頃から注意するようにして下さいね!

さてそんなアレルギー時期の肌はどのような状態か考えてみましょう。“何度
か肌荒れを発症している肌はいつもの自分の肌とは違うのです。”とこちらで
も注意を促してきましたが、ご理解いただいているでしょうか?それではチェ
ックをしてみましょう。
・何だか肌が硬い・ヒリヒリする部分がある・カサカサして皮向けがある
・ノーメイクでマスク・手入れはさぼり気味・コットンなどで擦ってしまう
このうち二つ当てはまれば、去年までは何でもなかったのに今年の花粉症の後
にシミが発生したりする率が跳ねあがります。アレルギーシーズンはちょっと
した注意で肌力をしっかりフォローできるんですよ!そこで今日は花粉症時の
お手入れポイントを復習してみましょう。

まずカサカサしている皮剥け肌はキズだらけ!トラブルを良くするのも悪くす
るのもこの状態の改善がポイント!これをしっかり覚えてください。アレルギ
ーでなくても口元やホホのカサカサも同じです。この状態はメラニン色素が肌
を守るためにかなり生成されているので、やさしく代謝をさせていかなければ
ならないカブレの初期状態なのです。この時、かなりのツッパリ感を感じる方
も多いはずです。この時どうしても欲しいものが良質な油分のクリームクレン
ジングとアトピー対応の弱酸性洗顔、そしてアルコールフリーの化粧水、保湿
クリームです。それにピュアなオイルを活用していきます。そしてこれだけは
代わりになるものが無いのでお話ししますと、“桃肌爽”というαリノレン酸
がしっかり入った油性クリーム!これは本当にお勧めです。小さなお子様でも
使えるタイプのものです。植物エキスの紫根(シコン)や当帰(トウキ)が入
り、馬のタテガミ下の一番有効とされる部位の油分で作られています。これ一
つあると鼻をかんだ後や目の周りの赤味、カサツキ、全体のピリピリなどのト
ラブルにやさしく作用してくれます。唇の荒れは血行を促進してくれるので唇
の色がとても良くなりますよ!桃肌爽はやさしい油性クリームなのでどのメー
カーと合わせても大丈夫です。とてもお勧めのアイテムですので覚えておいて
くださいね!

さてケアですが、花粉症時は皮膚炎を起こしていることが多いのですが、花粉
症でなくても皮膚炎を起こしていることが多いのです。それは外界の浮遊物に
よって起こりますので、くしゃみや鼻水が出なくてもこの季節の肌荒れは花粉
症または春先の皮膚炎と考えてください。カサカサがひどい時はまずピュアな
オイルを全体に延ばし5~10分おいて傷口が落ち着いてからクレンジングを
重ねましょう。この時オイルクレンジングやジェルタイプはピュアなオイルの
効果を落としてしまうのでやさしいクリームタイプがお勧めです。そして、べ
たつきをティッシュで軽く押えて入浴ですが、クレンジングを押えたときにゴ
ワゴワした感じやカサツキを感じたら、もう一度オイルを重ねて入浴してくだ
さい。シャンプーやトリートメントはオイルをつけた状態で行い、最後にすす
いで洗顔です。ヒリヒリするときはシャワーを直接顔に当てないようにして下
さい。手で洗うようにしてよくすすぐことが大切です。入浴後は少量のオイル
をすぐにつけてアルコールフリーの化粧水を重ねてください。入浴後ツッパリ
感が出てしまうと回復力が低下しますので、すぐにオイル→化粧水がポイント
です。その後化粧水をもう一度つけてクリームを重ね、敏感な部分やカサつき
やすい部分、赤味のある部分にはその上から桃肌爽をつけてお休みください。
花粉時期はマッサージやパックなど肌に効果のあるものは逆に肌荒れの原因に
なりやすいので注意してくださいね!

シンプルでも基本をしっかり行えば花粉時期が終わると肌はしっかり戻ってく
れます。もちろん日中の紫外線防止も忘れずにお願いします。何だか肌の感じ
がいつもと違うと感じたら、是非敏感肌対応のこのお手入れ法を活用してくだ
さいね!

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