すっかり秋らしくなりました。まだ夏の装いの方も多いのですが、
銀座辺りを歩くと何だかズレを感じて浮いている感じです!
十五夜も終わり、夏の華やいだ雰囲気もすっかり変わってきましたネ!
どこかのものまねタレントではありませんが、季節の変わり目になると
“日本人に生まれてよかった~”といつも思います。
さて今日は、最近ご相談が重なりましたトラブル“秋のアレルギー”
をタイムリーに勉強してみましょう。
どうもアレルギーというと春のスギ花粉に隠れ気味なのですが、
実は秋のアレルギーも結構発生しているのです。特に今年のような
気温差のあった夏の後は、急にアレルギーを発症する方が多く、
チェックの必要がありそうです。
そこで確認ですが、現在風邪気味の方はいらっしゃいますか?
まず風邪なのか、アレルギーなのか、チェックしてみましょう。
花粉症(アレルギー):風邪
【鼻 水】 水っぽい:粘りがある
【くしゃみ】 一度に3回以上:2回以内
【発 熱】 微熱程度:高熱の場合もあり
【天 候】 晴天のとき悪化:天候に関係なし
【期 間】 アレルゲンのある期間:約1週間
【食 欲】 いつもと変わらない:あまりない
これが大まかな花粉症と風邪の違いですが、喉のイガイガや痛み、
咳、頭痛など、一時的に同じような症状が起こり判らなくなります。
特に春のスギ花粉は6人に一人なんてすごい統計もあるくらいですから
判らなくなって当然です。
しかも、花粉症はすべての人に発症する可能性があり、
特に30~40代の方はストレスを感じやすくなる年代に入りますので
突然軽い風邪かなと思って、実は花粉症だったりするのです。
“突然花粉症”は、肌にもかなり影響が出て、ゴワゴワしたりヒリヒリ
したり、敏感になってきますので、アレルギーのときは数ヶ月間いつもの
コスメが使用できなくなる場合もありますので気をつけましょう。
それでは“秋のアレルギー”を勉強していきましょう。
秋の花粉症として代表的な植物としては、イネ科のハルガヤ、
オオアワガエリ、ギョウギシバ、ホソ麦、ライ麦などがあり、
キク科植物のヨモギ、ブタクサ、オオブタなども代表的なアレルギー
物質になります。
これらの植物は皮膚表面からアレルギー反応が多く出る物質です。
その他、皮膚炎の原因物質としてはウルシ科の植物と構造が類似している
ギンナンはかぶれを発生させることがありますので注意してください。
その他秋の植物で、接触性のトラブルに挙げられるのは菊の花でしょう。
菊は栽培農家の方や花屋さん、愛好家の方等が多く皮膚炎を発症します。
これが職業性皮膚炎と呼ばれるトラブルで、春のサクラソウも皮膚炎を
起こす花として代表的なものです。
今年は秋早々から、お肌の学校で肌が痒いとか目の周りが腫れたとかの
相談が相次ぎましたので“秋のアレルギー”をとりあげましたが、
花粉症は一度発症すると高年齢にならないと治まりませんので、
やはり食生活や生活習慣は大切です。
ひとつ付け加えますと、夏大量に発生したダニが寒さと共にいなくなり、
その死骸や排泄物が浮遊しますのでアレルギーの方は注意が必要!
秋は一年中で一番ぜんそくを発症させる方が多い季節、しっかり
体調管理をしていきましょう。
今年の夏の冷たい物の摂りすぎや偏食、冷房病などが秋バテの原因となり
アレルギーを発生させやすくします。今からでも睡眠時間や入浴で
リラックスする方法を実践してみてください!
お顔も急激に乾燥してきますので、それに伴ってスキンケアの見直し、
大切ですよ!チェックしていきましょうネ!
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毎日のお手入れや、生活習慣の改善は大変なことですが、後天的な
トラブルは必ず改善しますので、いいリズムを習慣化するよう
がんばってください。
また、ご質問の際、肌の状況、生活、食習慣、年齢など詳しい情報を
いただければ、それだけ適切なアドバイスができるかと思います。
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