今年ももうあと10日ほどで終わります。年末になると急に洋食を食べる機会が増える感じがするのは、クリスマスを意識するからでしょうか?
何やかやと生活の中でカロリーを考えている人も多いと思いますが、先日仙台に出張した折、ちょっと目に入った資料をチェックしましたら、人工甘味料についてのものがありました。時々は気にしていたことですが、帰ってから調べてみると興味深いことがたくさんあり、とても勉強になりました。そこで今日は、ノンカロリー時代の人工甘味料について勉強してみましょう。
まず甘味というと砂糖ですが、これは原料としてサトウキビ、テンサイ(砂糖大根)、トウモロコシなどから作られています。甘いものは大変魅力的ですが、健康に対する配慮から少し控えめにと考えている方も少なくないはずです。ジュースやコーラもカロリーや生活習慣病などを考えれば控えなくてはならないものなのですが、ゼロカロリーと聞くと何だか安心感が
ぐっと高まりますよね!しかも結構おいしいとなればなおさらです。カロリーも気にしなくていいし、健康に対してもOKならいうことはないのですが、どうやらそうではないらしいのです。仙台でチェックさせていただいた資料に世界で一番普及しているアスパルテームという甘味料が載っていました。アスパルテームというとピンとこなくても“パルスイート”や“ニュートラスイート”といえば聞いたことがありますよね!日本でもダイエット食やチューインガムなど600品目以上に使用され、ガムに至ってはほとんどの製品に使われているようなのですが、開発国の米国では2004年にサンフランシスコで“アスパルテームが人体に有害であり、糖尿病にも効果がないことを知りながら販売を続けていることは、違法である”として350億円の集団訴訟が起きているということなんです。しかもFDA(米国連邦医薬食品局)でも8年間認可されず政治的圧力によって認可を受けたという歴史があるそうです。アスパルテームという甘味料は砂糖の100~200倍の甘みを持っているもので、現代では後味がやや砂糖と異なるという点で気がつかれる方も多いと思います。この甘味料は米国サール社が胃潰瘍の薬の開発中に偶然ある化学物質に強力な甘みがあることを発見したことから研究が始まったといわれます。その他にも偶然発見されるものは数多くあるのですが、最新の人工甘味料ネオテーム(砂糖の15倍の甘み)など、軍の爆薬製造中に発見されたという例もあります。このネオテームはアスパルテームの化学式がベースで熱に強い性質が特長です。しかも甘みが強いので少量の添加で済むということです。その他アセルファムKやスクラロースなど人工甘味料は、自然界に存在しない化学合成物質であり、栄養にはならないということ!そして、異物として体内をめぐると考えてよいのです。これは甘味料だけではなく、調味料や着色料も同じです。しかも副作用として発がん性が考えられること!免疫力低下を引き起こし、白血球が減少しやすくなるということ!脳神経に対して影響するなど、勉強すればするほど怖い食品だということがわかります。しかし生活の中に溶け込んでいるこのような添加物をすべて除外するのは大変難しいことですので、気を付けて摂らない努力をすること、解毒作用を高めるために1日にミネラルウォーターを1000~2000mL摂って尿や排泄を良くしていくということも大切なことでしょう。
今回は人工甘味料について少し勉強しましたが、やはり自然のものが一番良いということが改めて認識できますね!付け加えますと、日本で発がん性と催奇形性が確認され1969年に米国、日本で使用禁止になったチクロという人工甘味料は、EUや中国、カナダなど50か国で現在でも使用されているようです。
何より健康が一番です。今日からノンカロリー食もチェックが必要ですね!
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毎日のお手入れや、生活習慣の改善は大変なことですが、後天的な
トラブルは必ず改善しますので、いいリズムを習慣化するよう
がんばってください。
また、ご質問の際、肌の状況、生活、食習慣、年齢など詳しい情報を
いただければ、それだけ適切なアドバイスができるかと思います。
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