乾燥した日が続いています。今年は例年より寒い感じがしますね!
特に風の強い日は体感温度はかなりのもので、そんなに寒がりでない私も
かなり寒さを感じます。
さてこのような冬には手の荒れ、体の乾燥、痒み、顔のツッパリ感、
シワなどがとても気になってきます。
年齢的な差はありますが、手元の老化を感じたり、カサカサした感じであれば、
お顔のダメージもかなりあると思っていただいてよいでしょう。
手には手袋、体は洋服、お顔はファンデーション程度のカバーしかできないので
日々の手入れの“おさぼり”はかなりのダメージになってしまいます。
その上そろそろ花粉症のシーズンにもなってきました。
そこで今回は、お肌のトラブルと花粉症の対処について勉強してみましょう。
現在は日本人の25%くらいの人が花粉症といわれていますので、とても身近な
アレルギー症状のひとつといえるでしょう。ちなみに今年は2月上旬くらいから
スギ花粉の飛散が予測されています。花粉症というと“スギ”と考えがちですが、
日本では約60数種の植物が花粉症の原因になると報告されています。
代表的なスギ花粉のほかに梅や桜、コニファー(針葉樹)、キク科植物の
セイタカアワダチソウ、ブタクサ、ヨモギ、その他地域的に代表的なのは、
北海道のシラカバ、北陸のハンノキなどがよく聞かれます。
花粉症の症状は4大症状と呼ばれる、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみが
代表的ですが、人によっては、口から入った花粉から下痢や吐き気、腹痛などを
引き起こす場合もありますので、やはりシーズンは体調の管理が必要です。
花粉症は25%という数字が示すように、かなりの人が発症しているわけですが、
もちろん発症しない人もいます。当然アレルギーですから普通の生活の中で
日常的に接触していて、それまでなんでもなかったものに突然発症します。
しかし実は突然ではなく、長い年月に少しずつ反応が起こり、一定レベルで
大きく反応を起こすと考えた方が正しいようです。これは“アレルギーコップ”
という例えで、体内のコップにアレルギーの原因が少しずつ溜まっていき、
溢れて発症するという考え方です。そういわれると分かりやすいですね!
そして一度発症してしまうと、その年によっては軽かったり、重かったり、花粉の
飛散量とは別に、症状にかなり個人差が現れます。これはその人の体質によって
症状の現れ方に差異が生じるためです。そして、お肌のトラブルも花粉症の発症時は、
さまざまな症状に差が生じます。例えば、アトピー性皮膚炎の方で花粉症の方は、
この時期、肌の表面が硬くなりカサカサ状態を起こします。痒みから掻いてしまうと、
傷口から花粉が入ってしまいますので、かなり悪化してしまうことがあります。
アトピーの方でなくても目の周り、口の周り、首などがカサついたり、赤く腫れたり、
カサカサになったりします。
このような肌の状態になったら、いつもと同じケアでは対処できません。
アレルギー時期の対処をきちんとして、肌を守ってあげることが大切です。
そのためにまず、大切なことは・・・
・スキンケアはシンプルにする!
・日中のケアもまめにする!
・紫外線予防をする。
これは是非守っていただきたいところです。そして使用する化粧品では、香料、
界面活性剤、アルコールは悪化の原因になりやすいので注意してください。
お勧めは酸化しづらいピュアなオイルとアルコールや界面活性剤、香料などが
入っていない化粧水、バリアや機能を高める油性のクリームです。
今使っているクレンジングの前にピュアなオイルをつけてからクレンジングをする!
洗顔後ピュアなオイルを水分の残っている状態で薄くつけて化粧水をつける。
最後の保護では、例えば前に紹介した“桃肌爽”という特殊なクリームを使用すると
肌がしっかりしてきて、花粉がキズから入らなくなり、かなり楽になります。
日中も保護パウダーくらいにマスクなどをし、あまりに痒みがある時は流水で
すすいで、保護クリームを薄く延ばした上から保護パウダーだけでOKです。
カサついてきたら、保護クリームを軽くつけて保湿します。このときすり込まない
ようにしてください。
花粉症のシーズンは、このような手入れを毎日実施していただいてシーズンが
終わった後の肌をい考えていただかなければなりません。
ちなみに花粉症の発症原因には、睡眠不足、ストレス、過労、飲酒、偏食が
挙げられますのでシーズン前、シーズン中にはこれらの注意も必要です。
現在発症していない方もいつ発症するのか“アレルギーコップ”だけが知っている
ことですので、生活面の見直しは必要です!そしてもうひとつ、“冷え性”と
“低体温”も要注意ですので忘れずに!
この時期は生活全般の見直しを考えてみることが大切なようですね!
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毎日のお手入れや、生活習慣の改善は大変なことですが、後天的な
トラブルは必ず改善しますので、いいリズムを習慣化するよう
がんばってください。
また、ご質問の際、肌の状況、生活、食習慣、年齢など詳しい情報を
いただければ、それだけ適切なアドバイスができるかと思います。
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