一月も中旬が過ぎ、20日の大寒はその名の通り、曇りがちで前日より
5度も気温が低くかったようですので、体調管理も大変です。
今年もインフルエンザがかなり流行しているようですので、うがい、
手洗いなど基本に戻っての実施は大切ですね!
さて今回は雨の少なさと乾燥を考えて“目”の勉強をしてみましょう。
“目”といえば、当たり前に体の一部なのですが、“目は口ほどに物を言う”
ともいうように、その方の印象をとても感じる部分で、“美人だな~”とか
“かわいいな~”とか目を見ることで全体のバランスを判断することが
ほとんどですよね!それだけ目というのはその人を表す大切な部分であり、
大切な感性器官でもあるわけです。
そんな“目”は単純にいうと小型カメラや時計などの精密機械のように
小さな組織がたくさん集まってひとつの器官を形成していると考えて
ください。目の組織や複雑な機能のお話はとても私ができるような
ものではないのですが、本当に簡単にお話させていただきますと、
目のピントが合っていれば屈折率が正常ということであり、遠くにピントが
合わない屈折異常が近視、近くにピントが合わない屈折異常が老眼、
縦横のピントが同じように合わないのが乱視ということになります。
そしてもうひとつ、近くにピントが合わないトラブルに遠視というのが
あるのですが、遠視と老眼の違いは、老眼が老化によって水晶体の弾力が
なくなり、ピントを合わせられなくなるのに対し、遠視は眼球そのものの
奥行きが短く、特に子供に多いのが特徴です。偏頭痛や眼精疲労、肩こり
などの原因になりやすいので注意が必要です。
最近は近視や老眼も特殊な手術により矯正できるようになりました。
私の周りにもこの手術をした人が結構いるのですが、どんどん技術が
進歩しているようで、“世界が変わった”なんて皆いっていますよ!
一昔前は両目で100万円以上だった手術も最近は10分の1近い価格まで
になり、かなり手ごろになってきているようです。キチンと検査をして
しっかり説明を聞いて、納得できたらいいかもしれませんね!
さてここで覚えていただきたいことは、目の疲れは身体全体に影響する
ということです。
“ドライアイ”は、目の乾燥ということですが、ドライアイから眼精疲労を
起こしていくということをチェックしなければなりません。
まず目に疲れを感じたり、白目が赤くなったり、まぶしさに弱かったり、
涙が出たり、目がゴロゴロしたり、物がかすんで見えたり、目の奥が痛い
といった症状を起こすとドライアイと考えてよいと思います。
この症状はOA機器やテレビゲームなどにより集中して物を見ているため
瞬きの回数が減ることで目の表面に涙の補給が減って乾燥してしまうことを
いいます。目を休めたり、涙の成分に近い目薬を使用したり、瞬きを意識
して行ったりすればかなり解決できます。
しかし一方の眼精疲労となると全身的症状が出やすくなり問題です。
仕事によってパソコンを一日中とか、テレビゲームのやり過ぎなどは
その大きな原因です。その他、工場などの検査の仕事も細かなものは
発生原因になってくるでしょう。また、洋裁、編み物、刺繍などの趣味も、
眼精疲労などの症状を引き起こすことがありますが、自律神経のバランスを
崩し、同じ姿勢によって血行も悪くなったりして、頭痛や肩こり、倦怠感や
めまい、吐き気、イライラなどの症状に陥ることがあります。
実際に目の疲れからこのような症状が現れるわけですから、本人や周りから
すれば原因がわからない、気がつかないという場合も大いに考えられます。
そこでまず“目”をよく使う人は視力に関係なく目を休める努力が必要に
なってきます。
そんな“目”を休める方法の一番は“遠くを見ること”です。一日何回かは
実施してみたいものです。次に休日ですが“目”の休日を作っていただきたいと
思います。週に1回は公園などアウトドアな生活を心がけてほしいものです。
これだけでも眼精疲労に抜群の効果があります。
それから食事!どんなトラブルでもそうですが、やはりビタミン類、ミネラル、
タンパク質はたっぷり摂りたいですね!タンパク質は近頃摂りやすいようですが、
ビタミン類、ミネラルは野菜や果物など鮮度の良いものからしっかり摂らないと
いけないので、なんとか偏らないようにしていただきたいものです。
そしてすぐにできるケアとしてひとつ付け加えさせていただきますと、
当然ドライアイや眼精疲労の方は目の周りの“クマ”や“シワ”、“目袋”が
目につきますので、眼球の体操をほんの30秒実施してみましょう。
1)目をギュッとつむってパッとひらく。
2)上下左右を1箇所づつしっかり見て元の位置に戻す。
3)より目をしてもとの位置に戻す。
4)くる~っと眼球を一周させる。
5)メリハリをつけて左右ウィンク。
6)目のくぼみを軽く押さえて、終了です!
簡単ですが、目元のシワにも効果的です。
そしてもうひとつは入浴時、瞼を閉じてシャワーの湯圧をかけるのも
ひとつの方法です。
“目”の疲れは目元の老化にもつながりますので、ちょっとした心遣いで
目力回復を心がけ、アレルギーの季節に立ち向かって行きましょう!
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毎日のお手入れや、生活習慣の改善は大変なことですが、後天的な
トラブルは必ず改善しますので、いいリズムを習慣化するよう
がんばってください。
また、ご質問の際、肌の状況、生活、食習慣、年齢など詳しい情報を
いただければ、それだけ適切なアドバイスができるかと思います。
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