気力、体力を整え、お肌に「力」をつけ、キレイ新世紀となれるよう
スキンケアに気を使ってみましょう。
年間でもっとも寒いといわれる2月、日本の冬は異常乾燥注意報が出るほど
乾燥します。その上、エアコン、ファンヒーター、開放型暖房機などによる
室内の乾燥は、風邪を引きやすくしたり、循環器系機能、甲状腺機能の障害、
また、喘息やアレルギー、アトピー性疾患、乾皮症の増加につながります。
さらに、室内、室外の温度差で血行不良や新陳代謝も鈍くなります。
お肌の血行不良は、角質層の水分油分不足により、しなやかさ、つややかさ、
お肌の張り、弾力が失われ、小じわ、肌荒れとともに老化に拍車をかけます。
またこのことは通常、新陳代謝の遅れを意味します。
時期的に、アトピー性皮膚炎やアレルギー体質の方などは目の周りが赤く、
炎症を伴う症状が繰り返し発生したり、乾性肌の血行異常で目の周りの強い
乾燥によってカブレが発生したりします。
湿疹、ニキビ、月経疹などは水分不足も手伝い、毛穴が開いて部分的に
脂っぽくなり、角質層表面の丘疹が悪化することが多くあります。
トラブル肌の方は皮膚の生理機能の低下で、お肌の保護、中和、殺菌作用が
弱まり、角質層表面にいろいろ不都合が生じやすくなります。
特に粘膜部位(目、鼻、口)は、いろいろな症状が出やすく、放置すると
色素沈着や、同じ状態を繰り返すことにより、敏感肌からアレルギー疾患に
移行しますので早めの手当てが大切となります。
まずは朝晩行う洗顔のとき、刺激を与えず、穏やかな洗顔法で皮脂膜形成や、
細胞間脂質の強化をはかれる、オイルを活用した洗顔法とスキンケアを
ご紹介しましょう。
1)朝の洗顔時、美容オイルをお肌の塗布した後、ソープで洗顔します。
夜はクレンジングクリームで落とす前に、同様に美容オイルを使用します。
やさしく洗って肌に力をつける画期的な方法です。
2)洗顔後、入浴中もう一度美容オイルを全体になじませ、約10分~15分位
放置し、後はシャワーですすぐだけ。トラブルの種類によって多少拭きとりの
方法が異なりますが、乾燥性のお肌には最も簡単なスキンケアのひとつ、
オイルパックです。何度かトラブル別のお手入れで紹介しましたが、症状が強く
出ている場合には、使用量と放置時間を若干延長するだけで効果の期待できる
スキンケアです。
3)水分補給とともにホテリ、赤み、炎症を解消、ツッパリ感や乾燥が気になる
部位や目、鼻、口の周りなど特に荒れやすい部位はおなじみのローション湿布を
行うわけですが、その前に美容オイルをうすくつけることをお勧めします。
4)最後は保護力のあるクリームでしっとりなじませます。
※皮膚に異常やトラブルが発生したときは通常モイスチュア効果の高い化粧水は
お肌が落ち着くまでお休みし、洗顔後直接エモリエント効果の高い美容オイル
などで外部からガードし、一次刺激や二次感染、細菌感染からお肌を守ることが
まず先決となります。
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