梅雨寒の日が続きましたが、やっと夏らしい日差しを感じるようになりました。
体調を崩す方が多いようですが、皆様はいかがですか?
温度差は水毒体質の方(朝むくみやすい方)には頭痛や、目まいの原因に
なりますね!こういう季節はいかにリラックスして過ごすかが大切ですので、
心掛けて体調管理をしていただきたいものです。
そこで今日の話題ですが、そのリラックスという面から、私も勉強している
アロマセラピーについて少しお話ししてみましょう。
アロマセラピーは静かに日本社会に浸透していますが、その歴史は古く、
中国における漢方や日本における生薬と同じように、ヨーロッパにおける
薬草学がその背景にあります。
ヨーロッパにおいて薬草販売者(薬草や生薬を売る資格)が1941年に廃止
されるまでは、日常の中に根付いていたわけです。
西洋においては、そこに香水を含めた香りというものに対して、歴史的な
こだわりと日常に対する深い浸透性があるのです。
さて香りというものは、私達にどのように作用するのでしょうか?
香りを感じるということは、空気中の成分が呼吸と共に鼻に入り、
鼻の嗅粘膜に溶け込み、それを細胞が情報として感じ、大脳に伝えられて
好きな香りや嫌いな香りという感性が広がります。それが、肺から肺静脈へと
吸収されて、体全体に影響を与えてくれるわけです。
ここで大切なことは、アロマセラピーを行うときに、必ずエッセンシャル
オイル(精油)を使用するということです。エッセンシャルオイルは、
植物の花、葉、根、樹皮、果皮などから蒸留法や圧搾法によって抽出され、
それぞれの香りが植物のエネルギーと感じられるはずです。
通常のアロマオイルやフレグランスオイル、ポプリオイルなどは品質的に
問題があったり、合成化学物質が添加してあったりしていますので、
エッセンシャルオイルとは性質が異なるものです。このあたりはしっかり
認識しておいてください。
さて、エッセンシャルオイルは、マッサージオイルで希釈してから、
直接肌に使用します。皮膚を通して体内に入り、細胞リンパの流れを正常に
する働きがあります。ちなみにエッセンシャルオイルの人気ランキングでは、
1位ラベベンダー、2位ローズ、3位オレンジ、4位グレープフルーツ、
5位ローズマリーと、やはり香りの良いものが人気のようです。
アロマセラピーで精油を直接肌につけて良いオイルは、ラベンダーとティー
トリーといわれ、いずれも鎮静、殺菌効果が期待できるものです。
その他のオイルはキャリアオイルまたは、マッサージオイルと呼ばれる
オイルで希釈して肌に使用してください。
しかし、これらはやはり知識がないと難しいので注意が必要です。
オイルの精神作用とエッセンシャルオイルの関係としては、代表的なもので、
元気を出す、グレープフルーツ、ローズマリー、
イライラや落ち込みには、ベルガモット、セラニウム
ストレス不眠には、カモミール、ネロリ、ラベンダー
集中力を出す、ペパーミント、ユーカリ等が良く知られているところです。
直接肌へはちょっと・・・と思う方は、ガーゼなどに含ませバッグに入れたり
室内の芳香として使用したりしてください。エッセンシャルオイルは本来、
質のよいものほど価格が高くなって当り前ですので、オーガニック、無農薬、
無殺虫剤などを目安に選んでみると良いでしょう。
私も一度パニック障害のようなものを経験し、リラックスについて考える年齢に
なりましたので、詳しい方に教えていただき、化粧ポーチの中に、ブルガリア産
ラベンダーのエッセンシャルオイルを小ビンのまま入れてあります。幸い使用する
ことはありませんが、この小ビンがお守り代わりと考え持ち歩いています。
芳香物質を吸収することによる、大脳における情報伝達は、経口であれ、
経皮であれ、または吸入であっても効果的と考えられ、改めて西洋の自然回復法を
見直した次第です。
長い今年の梅雨、うっとおしい日々の生活の中に、ちょっと取り入れてみては
いかがでしょうか?
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毎日のお手入れや、生活習慣の改善は大変なことですが、後天的な
トラブルは必ず改善しますので、いいリズムを習慣化するよう
がんばってください。
また、ご質問の際、肌の状況、生活、食習慣、年齢など詳しい情報を
いただければ、それだけ適切なアドバイスができるかと思います。
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