NO.0191 季節によるトラブルとお手入れ

夕方になると秋だなァーと感じられるようになりました。
まだまだ残暑は厳しいですが、確実に秋の気配がありますね。
ところで暑い暑いといっていた間のお肌のケアはどうでしたか?
これを読んでいる方に限っては、ダブル洗顔やその後の手入れは
大丈夫ですよね?
暑いからといっての、手入れ不足や手入れミスは秋~冬と大きな
トラブルへと進みます。特に40代後半からの夏の手入れ不足は
いっぺんに5歳以上の老化に結びつくと思ってください。
きつーい言葉ですが、現実から目を背けないようにしてくださいね。

さて、現実チェックです。素顔で鏡にむかって20センチくらい離れ、
正面に向かってにっこり微笑んで下さい。そのまま両サイドをチェックして
シワを確認してください。ほとんどの方が鏡にむかって無表情でメイクなどを
チェックしますので肌の現実をあまり理解していない場合が多いんですよ。
このチェックは両サイドの癖もしっかり分かりますので、ちょっとつらい
ですがポイントポイントをチェックしてください。
このにっこり笑ったお顔は彼やご主人、または、お友達とおしゃべり
している時の表情なんですから!

さて今日の秋口のトラブルのお話は、強い日差しで損傷した毛髪についてです。
一昔前、そうですね、30年くらい前にはヘアダイしていらっしゃる方の
ほとんどは白髪染めでした。
おしゃれ染めが一般化してきたのはこの10~15年くらいで、低年齢の
方までヘアダイを始めたのは、10年くらい前からのことでしょう。
これはカラーを入れる前にヘアマニキュアとブリーチで慣れた方がヘアダイを
始めたと考えて良いかと思います。
一般化、低年齢化はますます毛髪の損傷に拍車をかけた形となってきたわけです。

ヘアダイとパーマは、どちらも毛髪をいためる原因となるものですが、
近頃はヘアダイの損傷が特に目立つ気がします。
毛髪はケラチンというタンパク質で99%構成され、寒冷、紫外線からの保護、
体内毒性物質の排泄、感覚などの働きがあります。
成人毛髪(今日は頭髪のこと)は10~20万本あるといわれて、硬毛であり
同じ種類の毛には、眉とまつ毛があります。
頭髪を簡単に説明しますと、生命のある部分は頭皮下の部分のみで、
他の部分は生命のある毛根部の根元にある毛母というところで細胞分裂し、
表面に押し上げられて毛髪を形成しています。
毛根部からの発毛も永久的に続くのではなく、一定の寿命があり、
常に生え変わります。これをヘアサイクルといって平均5年くらい成長が
続き、数週間の退行期を経て、数ヶ月の休止期を迎えます。
その休止期に自然脱毛していくわけですが、1日に50~80本は脱毛して
いくんですよ。
ただし、このとき抜け毛の根元に、半透明の白いものが付いている場合や、
根元の細くなった毛の場合は、よくない脱毛ということになり注意が必要です。

そして一番わかるのはシャンプーした時、指が上手く動かなかったり、
指が通らなくなったりした時は、毛髪の表面がかなり傷んでいるということに
なります。俗にいう、キューティクルがもろくなっているということですね。
さてそんな傷んでしまった毛髪はどのように、回復させるのか?
これが問題です。損傷した毛髪は良質のシャンプー、リンスで、ある程度
ごまかすことができますが、毛先まではごまかしきれません。
残念ですがパサパサの部分は毛先から3~5センチカットしたほうがよいと
思います。その上で毛髪回復の最高のケアをお話しましょう。

まず汚れた毛髪にスキャルプオイルを使用します。毛髪には潤い、
地肌にはクレンジング効果というタイプのオイルです。
ナチュラルオイルでも良いのですが、スキャルプオイルのほうがすっきりします。
(無印のものもあります)これをシャンプー前に行い、20分くらい放置してから
入浴、キャップをかぶって10~20分くらい湿度のあるところに居ると
なお効果的です。その後よくすすぎ、シャンプーを二度して、トリートメントを
なじませて少し放置してから、よくすすぎ、お湯にリンスを少量入れてよく混ぜ、
毛髪にすすぐようにつけて少しすすぎます。その後乾かしていただくと、
びっくりするほどキラキラつやつやになりますよ。
このスペシャルケアは、週2~3回スキャルプをしていただき、
あとはシャンプーとトリートメントとリンスでかまいません。
コンディショナーの場合はトリートメントとリンスが一緒になっていますが、
少し長めの方は別に使用した方が天使の輪ができやすくなりますよ。

シャンプーですが、私の場合は大変柔らかい髪質ですので、アミノ酸系の
毛根部を活性させるフワリズムというシャンプーをして、トリートメント、
リンスをしていますが、毛髪に張りがでてきて大変お気に入りです。
柔らかい毛髪の方は参考にして下さい。ヘアダイ、パーマ、ドライヤー、
紫外線、毛髪への刺激はたくさんあります。
最近は昔よりもずっとやさしいものが多くなっていますが、
毎日のケアでかなり変わってきますので日々努力しましょうね!

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毎日のお手入れや、生活習慣の改善は大変なことですが、後天的な
トラブルは必ず改善しますので、いいリズムを習慣化するよう
がんばってください。
また、ご質問の際、肌の状況、生活、食習慣、年齢など詳しい情報を
いただければ、それだけ適切なアドバイスができるかと思います。
    
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