今日(月曜日)知ってビックリしましたが、九州・福岡で空港の雷被害!ゲ
リラ豪雨!と立て続けに災害が起こったようです。
昨日LINEに入っていなかったのに朝、昨日付けで九州・福岡に出張中の
後輩が飛行機が欠航して帰れなくなったのを知りました。よく出張で行く福
岡空港ですから人が溢れていた!と聞いたときは冷や汗が出ました!何とか
ホテルを確保して、新幹線で朝早くから移動ということでおさまりましたが
博多→東京間5時間以上大変な移動になりました。これから台風などで時々
あるトラブルですが、雷の影響とは本当にビックリしました!私は出張で名
古屋におりますが、気温がすごいことになってます!沖縄の方が過ごしやす
いという気温らしく今年の気温上昇には驚きですね!今までの私の経験でも
40度超えは記憶にないくらいです。
地球温暖化と言われていますが、このところの天災を考えてみても確かに変
わってきていると思います。雑学ですが1988年アメリカ上院の公聴会で
J・ハンセン氏が「最近の異常気象、とりわけ暑い気象が地球温暖化と関係
していることは99%の確率で正しい」と発言して、この地球温暖化が一般
に一挙に広まったのですが、J・ハンセン氏はNASAゴダード宇宙研究所
の博士で、この温暖化対策に慎重だった米政府から横やりが入ったそうで、
それに応じることなく、しっかりとご自分の意見を言ってのけた!という立
派な科学者です。米政府からの横やりに屈しないなんてすごい方ですね!
さて、この暑い夏ですから、お肌トラブルもやっぱり汗と紫外線になってし
まいます。そんな中、首に出来るトラブルで前回はイボ(ユウゼイ)のお話
を致しましたので、今回は赤みや痒みのトラブルの勉強をしてみましょう。
首は頭を支える大切な働きがありますが、皆同じようなネックラインはして
いませんね!細い首、太い首、長い首、短い首と毛髪同様その方の美しさや
個性を引き立たせてくれる訳です。ネックライン、特にネックからデコルテ
の美しい女性は気品が感じられますね!ですから女性はネックラインのトラ
ブルにはちょっと神経質になるのです。まず首は手や身体よりも皮膚が薄い
ので刺激には弱いということを理解してください。そして水分保持能力は顔
の皮膚の1.6倍で、確かに通常はちょうど顔の影にもなりますのでトラブ
ルの発生がないときはしっとりしています。私も肌の乾燥の著しいお客様に
は、顔の肌に触れて、首のリンパ部に触れてもらうと乾燥していることがよ
くわかるのでアドバイスします。
まず首のしわについて勉強してみましょう。原因の1つには下を向く仕事が
挙げられます。仕事に限らず女性は掃除でもお料理でも下を向くことがとて
も多くなります。それに近頃スマホをされる方も結構下向きです。汗っかき
の方も首のシワが発生しやすく、紫外線を結構浴びてしまうことも原因です。
それに枕の高さ!確かに高い枕を好む方は首に自然とシワを作ってしまいま
す。もちろん加齢によるものはあたり前と考えて下さい!
それでも首の綺麗な方はいらっしゃいます。まずネック美人になっていただ
きたいので、スキンケアを首まで行うということが必要です。
クレンジング→洗顔→化粧水→エッセンスなどしっかりケアをしてあげれば
保湿によって肌のリラックスが出来てかなり綺麗になる方もいます。ネック
ケアは繰り返しがかなり大切で、なかなか美容整形も難しい所なので老化し
やすい欧米女性はお顔のことは色々出来てもどうしても首に年齢が出ると言
われます。日本人は肌質が異りますので欧米女性程ではありませんが、シワ
はやはり発生します。やはりケアをしていただくことがベストです。そして
首は赤みが出たり、汗が出たり夏はとても忙しい部位です。トラブルを起こ
してしまうと老化改善などとは言ってられません。今年のように暑い夏は汗
がたくさん発汗されますから、首に湿疹や赤み、かゆみが出やすくなります。
まず誰にでも発生するのが汗疹(かんしん)という正式名のあせもです。赤
ちゃんは首周りから顔、頭、脇の下、お尻と全身的に発生します。大人の場
合は一番出やすいのが首周りで、胸、背中、太ももの接触部が体質によって
出やすくなります。一口に汗疹と言っても大きく分けて三種類のタイプがあ
ります。
・水晶様汗疹(すいしょうようかんしん)
1~2mmくらいの小さな水疱が出来るだけで、かゆみは特に出ませんので、
気づかず回復する方も多い汗疹。
・紅色汗疹(こうしょくかんしん)
炎症のある赤いプツプツでかゆみが出ます。
日本人の汗疹の一番多いタイプでピリピリしたりします。
・深在性汗疹(しんざいせいかんしん)
これは日本ではほとんどありません。
肌色の発疹で皮膚深部で起こります熱帯地方に多い汗疹。
これらの中で赤くかゆみがあり、広がったりすることで心配される方が多い
“紅色汗疹”について確認してみましょう。汗疹は多汗により、汗腺が汗を
処理しきれなくなって詰まりを発生させることで発生します。出ることので
きない汗が皮膚の内部に滲み出して周りに溢れ出し、周りの組織が処理でき
ないために炎症を起こして痒みや湿疹が起こります。これは大量の汗を発汗
させなくても髪・帽子や洋服でムレてしまっても起こります。特に今年のよ
うに暑い夏は、しっかりクーラーを使用しても、外はすごい暑さですから急
に発汗して汗疹を起こす方が増えています。これはクーラーによる乾燥でバ
リヤー機能が低下しているためです。もうひとつは顔が痒いという方の脂分
です。オイリー肌で手入れ不足の方は皮脂汚れが汗腺の詰まりを起こすこと
があります。インナードライといわれる毛穴の開きのある方は要注意です。
この時期の痒みや赤みは汗のトラブルが多く、首周りもほとんどが心配のな
いトラブルの方が多いようです。とにかく痒みのあるトラブルなら“掻かな
いこと”!掻いてしまうことで悪化します。酷くなったら病院に行かなけれ
ばならない重症化も起こりますから、きちんと判断してください。そこまで
でない時は清潔第一ですので、入浴の習慣と汗をかいたらかいたら濡れタオ
ルで軽く押さえ拭きでも良いです。そして乾かしていただければ十分です。
ベビーパウダーは予防には良いですが、赤くただれていますと汗腺を塞いで
しまうので悪化しているときは少し避けて下さい。それからデオドラントシ
ートなどもCMの影響なのかゴシゴシ使用する方が多いですが、押さえるよ
うに使用してください。アルコール成分や香料が入っていますので、紫外線
との影響と摩擦によりトラブルが心配ですので注意しましょう。
今日は前回のイボに続き、夏の首周りトラブル汗疹を勉強しました!
猛暑の夏、汗のトラブルが多くなりますので参考にして下さいね!