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NO.0353 季節のトラブル―アレルギー時期のお手入れ―
今日の関東地方は久しぶりに気温が10℃を越え、
少しだけ春の気分を味わえました。
2~3日は、ほっとする日が続くようですが、この時期は
アレルギーのない人にとっては私と同じでとてもウキウキしますし、
アレルギーの方にとってはつらい日が続きます。
今年の花粉は多いそうですので気温上昇とともに感作される方が
多くなりますね。
夜更かしと、体を冷やさないことを心掛けて過ごしてください。
さて今日のお手入れは、花粉症を起こしたとき、またはカブレが
出てしまったときのお手入れをお話してみましょう。
まずはちょっとした知識から入りましょう。
花粉症というアレルギーが日本で認知された歴史は浅く、
1961年にブタクサ花粉症が発見され、1963年にスギ花粉症が
発見されたところから始まりました。
しかし、一般的に花粉症が知られるようになったのは1970年代に
なってからのことでしょう。
この代表的な花粉のほかにもヨモギ、イネ、イチゴ、モモ、タンポポ、
バラ、アカシア、コスモス、ミカン、オオバコ、トマト、スゲなど
あらゆる植物が花粉症の原因になるわけです。
しかし、ここに面白い話があります。
日本人がアメリカ(外国)に行ってもスギ花粉でアレルギーを
起こさないことご存知でしょうか?これは逆のことも言えるのですが、
それぞれの国の人が、日本杉とアメリカ杉という種類の花粉に対して
アレルギーを起こすからなのです。
(十年単位の長期滞在では起こす可能性はあります。)
それではこの花粉症、どのような症状を起こすのでしょうか?
・くしゃみが3回以上続く。
・サラサラした鼻水が止まらない、または止まらないことがある。
・鼻づまりが起こる。
・目が痒い、周りの皮膚が硬くなる。
・顔面がカサカサになる、痒みが出る。
これらのうち2つ以上当てはまれば立派な花粉症だという自覚を
お持ちください。
そして、花粉症を感じ始めたあたりから、何となく肌の状態が
いつもと違う感覚になるはずです。
もし自覚症状をあまり感じない場合は、今までどおりのスキンケアで
かまいませんが、かなり違った感覚、または痒みを強く感じ始めた
ところからは、いつものスキンケアでは、カブレを起こしてしまうこと
もありますのでスキンケア対策をしなければなりません。
まず大切なことは、アレルギーの元になる花粉をいつまでもくっつけて
置かないというのが基本になります。大き目のマスクで防御することも
必要でしょう。とにかく顔面が痒いということは、花粉がついていると
いうことですので、お手軽ケアとしてはティッシュでお顔を押さえ拭きし、
フェイスパウダーを大きめのパフで押さえてください。一時的ですが
楽になります。かなりひどい場合はやはり洗い流すことが一番なのですが、
その後のケアもありますので、女性の場合オフィスでは大変ですね。
そして、自宅に帰ったらできるだけ早くケアをしましょう。
まずご自宅に入る前によく衣服を払って花粉を落とし、帰宅後はすぐに
クレンジング、洗顔を行い、化粧水、クリームなどで肌を整えます。
しかし、このときに痒み、赤みのある場合は無添加のオイルを使用して、
よく肌になじませてからクレンジングを行ったほうが刺激が無く、肌が
柔らかくなります。洗顔料も肌が敏感になっているときは、負担の無い
ように弱酸性のものを使用したほうが良いでしょう。
そして洗顔後はすぐにピュアなオイルを薄く延ばし、低刺激の化粧水、
クリームで整えてから食事をした方がスッキリします。
夜寝る前の入浴はピュアなオイルを薄く延ばして入浴し、お風呂から
上がる直前に洗顔をし、すぐにまたピュアなオイルを薄く延ばし、
ノンアルコールタイプの化粧水で湿布を行い、クリームなどで保護して
いただきます。この時帰宅後の洗顔から3時間以内の場合は、お風呂での
洗顔はせず、蒸しタオルで押さえ拭きのあと同様のステップを行います。
それでもヒリヒリしたり赤みのある方には、絶対お勧めの「桃肌爽」
という油性のクリームがあります。αリノレン酸、トウキ、シコンや
カミツレなどのエキスがはいったクリームで、唇や荒れている顔に
クリームとして使用していただくと肌の安定がとても早いですよ!
特に鼻をかんだ後、少量(1mm程度)を取って鼻の下に薄くつけて
おくとヒリヒリしたり皮剥けしません。アレルギー時期のお助けスキン
ケアアイテムですので、お勧めします!
今の時期は、放っておくとシワやクスミが出やすくなります。
ケアはしっかりしていきましょうね!
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毎日のお手入れや、生活習慣の改善は大変なことですが、後天的な
トラブルは必ず改善しますので、いいリズムを習慣化するよう
がんばってください。
また、ご質問の際、肌の状況、生活、食習慣、年齢など詳しい情報を
いただければ、それだけ適切なアドバイスができるかと思います。
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