梅雨が明けました!29日(金)午前11時に発表され、去年よりも7日、
平年よりも22日早い梅雨明けになったようです。ついこの間、天気予報で
「例年あるはずの梅雨前線がありません!」と言っていたのを思い出します。
6月の梅雨明けは統計開始以来初めてだそうで、調べてみると2001年の
7月1日が今年の記録まで一番早かったようです(関東甲信)。そこで気に
なるのは、どの状態で梅雨明け?というところです。梅雨入りはなんとなく
分かりますが、梅雨明けの後、それが撤回されたこともありました!撤回ま
ではなくとも明けてから雨が続くこともあります。
一応の定義が見つかりました。
※雨が2日以上続いた後で梅雨前線が北上して、前日と本日が晴れで、週間
予報が5日以上晴れ、または曇りの状態だそうです。まさに今日も真夏日の
埼玉県熊谷の近くでお肌の学校でしたから、すごい晴天ギラギラです!29
日以降、関東甲信はよく晴れた熱い日が続くようですよ!
そんな既に真夏日の今日この頃ですと、“肌の乾き”のお客様の多いことに
びっくりです。急に気温が上昇しているので、肌も追いつけないのは最もな
ことですが、夏は肌老化のキーワードが最も多い季節なので、皮膚表面の乾
きや手で触れたときの厚ぼったさには要注意となります。
老化(乾燥)するキーワードとは
1)汗
2)太陽熱及び紫外線
3)冷房
4)冷たいもののとりすぎ
5)ケア不足
ざっと思いつくままに書いてみましたが、細かくはまだまだあります。そして
日焼け止めのみのメークというのも危険な老化シグナルです!そして最も困る
ことは、キーワードが当てはまっても湿度があるために本人はあまり気にして
いない方が多いのです。つまり“自覚不足”なんですね!そのため、秋になっ
てにドーンと肌力が低下する!なんていうことも25歳以上の方なら当たり前
ですし、若年齢の方でもくすみは絶対に出てきます。その上、成人型のニキビ
(月経疹)も悪化しやすくなります。
だから夏も肌の乾燥対策をしなければならない!でも汗が…よくわかります!
そこで簡単に肌力アップができる秘密ケアを今回は教えちゃいます!その前に
くれぐれも日焼け止めだけのメークはやめてること!ほとんどの方が秋にシミ
やくすみを発生させます。日焼け止めとベースとが一緒になっているタイプが
一番楽ですが、化粧水→エッセンスetcで肌を整えたら、日焼け止めベース
クリームを使用します。その上から紫外線の散乱作用のあるパウダーやパウダ
リーファンデーションを使ってしっかりベースメークをしてから眉やシャドウ
やリップなどライトメークで良いのでしましょう。かえって発汗によるメーク
のなくなりは感じなくなります。次にべとつきやメークの崩れに我慢できず、
帰宅後すぐに入浴されたり洗顔されたりする方もいます。その時間が実際に寝
る時間の2時間くらい前なら、ぎりぎりもうケアをしなくても良いのですが、
2時間前でもお料理をしたり汗を掻いたりしたら、クレンジングはなしでも洗
顔後、化粧水やエッセンスなどはつけなおしてください。2~3時間以上なら
出来れば軽くクレンジングをされた方がお肌には良いです!特に月経疹の方は、
このポイントは外せませんので必ず守って下さい!汗を掻き、乾くことによっ
て、肌表面では目に見えないダメージが起こっていますので、気を付けて下さ
いね!
さて、簡単ケアです。入浴前にダブル洗顔をして頂いてからでも良いですし、
入浴中にダブル洗顔を行っていただき、タオルで押さえてからも良いです。い
つも使用しているクリームをクリームの白さが残るくらいの量塗布し、3~5
分そのままで最後は洗い流して下さい!こんな簡単なのに冷房でレベルダウン
しているお肌にはびっくりするほど効果的です!少しレベルを上げるとすれば、
1分間マッサージをしてみるのも効果的です。乾燥によってツッパリ感を感じ
るときには、まず肌表面のバリヤー機能を修復から始めなければいけませんの
で無理なお手入れは内在メラニンを増やしてしまいますから注意してください!
ピリピリ・ヒリヒリ・カサカサなどの肌状態のときは、擦ったり、擦り込んだ
り、刺激を加えてはダメですよ!オイルクレンジングや乳液タイプのクレンジ
ング、ジェルなどの合成界面活性剤の多いクレンジングもこのような肌の時は
避けて、クリームタイプのクレンジングがお勧めです。それにピュアなオイル
はどんな時も活用できるので、添加物などのないオイルを1本活用していきま
しょう。肌のバランスが悪い時は、クレンジングクリームの使用前にオイルを
全体に伸ばしてクレンジングを重ねます。ティッシュオフして再度オイルをつ
けて入浴してください。最後にシャンプー・リンスのあとに洗顔です。その後
水分の残っているうちに少量のオイルをまた使用して、それからいつものケア
を擦らないように行って下さい!あまり保湿のあるものは敏感になっていると
きは避けたいので、弱油性クリームなどが良いです。暑くて“化粧水くらいで
済まそう”というのが一番肌が揺らぎますから、弱油性クリームを少量使用す
ること!アイクリームをしっかり使って目回りの老化を防ぐ、これが夏の肌の
大切なスキンケアポイントです。クリームを活用したプチパックはちょっと面
倒でも、是非実行していただき肌状態をアップさせて下さいね!